データ復旧の環境

データ復旧業者は、どのような環境でデータ復旧の作業を行っているのでしょうか?パソコン自体は家電として認識されつつありますが、そのメモリやHDDについては、超がつくほどの精密機械です。

確かに、データ復旧のケースとしては、燃えたり水没したりしたPCやメディアが持ち込まれることがありますが、だからといって乱暴に扱ってよい訳ではありません。

しかるべき清潔な環境で、丁寧に扱わなくてはなりません。

ですから、そういった作業を行う部署においては、汚染を持ち込まないことと対象のデータがこれ以上破損されないようにすることを重視しているそうです。

ですから、素人が自宅でHDDドライブを空けたりすることは御法度中の御法度で、汚れや水没の場合は、できるだけそのままデータ復旧業者に渡すことをお勧めします。

心理的には、ちょっとでも綺麗にしておいて、クリーニングのコストなどを減らそうと思うのが当然のことかもしれませんが、それによって、データが今以上に破損して、最悪の場合、復旧できなくなる可能性も否定できません。

データを少しでも多く復旧させたいのであれば、余計な手出しをせず、全てをプロに任せることが大切です。

データ復旧のクリーンルーム

データ復旧業者では、HDDのデータ復旧も行っています。

ただし、ハードウェアとしてのHDDが必ずしも万全であとは限りません。

水没していたり、汚れている場合、それらを取り除かなくてはデータ復旧を行う事が出来ません。

そういった場合、業者ではクリーンルーム内で行います。

HDDは極めて精密な機械ですから、空気中の見えない汚れであっても作働しなくなる可能性があります。

データを復旧する業者は、新しい汚染を防ぎつつ、今ある汚染を取り除かなくてはならないわけです。

クリーンルームはそのための存在と言えます。

まず、クリーンルームに入るためには、帯電防止のウェアを着て、身体についている全ての微細な汚れや埃を取り除くため、エアシャワーを通過しなくてはなりません。

そして、クリーンルームの中は常に清潔な環境で保たれており、定期的に厳密な基準で清掃が行われているそうです。

そこまでやるのか?くらいの徹底ぶりですが、データ復旧をする前にハードが壊れては、それどころではありません。

顧客のためにデータを復旧するためには、これくらいの設備を維持できなくてはいけませんし、信頼できる業者と呼ぶことはできないでしょう。